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それにしても八十三歳の老体で、こんな奥深い山村にやって来たということは、よほどの事情や思い入れがあったのだろう。平成二十年六月十五日放送のNHK教育テレビ(当時)日曜美術館では三輪田米山を特集し、この新田神社の石文等も紹介された。その中で、神名石・神号額の文字である「新田神社」の書の原本が存在することが紹介された。番組制作の過程で判明した事実ということで、本来の持主であるS家から流出し、古美術商の手を経て、今は東京のとある人物のものになっているということである。なお注連石に刻まれた「温故知新」の文字は、現代書家の横田無縫先生が、特に高く評価なさっている。さらに書風としては、空間や粗密の効果を存分に出し、威風堂々とした素朴な楷書である。拝殿には、右に新田義貞公、左に八岐大蛇の絵馬が飾られており、小さな社ではあるが、米山の書が四点もあることは特筆すべき事実である。「修徳立義」出典『易経』徳を修めて、筋道を立てること。裏:明治三十六年十二月時米山八十四裏:キクマ石工田中勇太郎⑤鳥居(右)表:「修徳」⑥鳥居(左)表:「立義」「温故知新」出典『論語』前に学んだことや古い言葉をもう一度よみがえらせて、新しい真理を悟ること。253×24.5×30(㎝)明治36年12月83歳の作「立義」101×28(㎝)「修徳」94×32(㎝)明治36年12月83歳の作①②③④⑤⑥やまたのおろち