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北条のまつりについて

秋祭りの見どころ

浅海地区の見どころ

浅海地区には、本谷・小竹・真沖・真沖浜・原・原浜・味栗の7地区にダンジリがある。運行は、土曜日の宵祭りから始まり、浅海公民館広場で7台揃っての統一かき比べを行い、翌日曜日はJR浅海駅前を中心に各地区へ自由運行を行っている。月曜日の本祭りには、葛城神社の参道において総練を行い、宮出し及び宮入りを盛り上げている。
又、葛城神社からは、二体の神興が宮出しされ、その後地域を巡行し、境内では獅子舞が奉納される。

難波地区の見どころ

難波地区には庄・上難波・中通・下難波・大浦の5区毎に子屋台・大屋台を保持し、難波小学校のかき比べでは総勢10台がそろい踏みとなる。
翌日から始まる本祭の宵祭として、難波のかき夫が集まり祭りを盛り上げる。

正岡地区の見どころ

風早郡総鎮守(大氏神)である國津比古命神社・櫛玉比賣命神社の祭礼は、その奇抜・多彩性から「奇祭!風早(かざはや)の火事祭(ひのことまつり)」として全国的に有名である。「火事(ひのこと)」とは主祭神名に由来するとも赤熟した稲穂を形容するともいわれている。当地方の祭屋台の特徴として、最上部に日の丸の笹花を飾るのも、たわわに実った五穀豊穣への感謝の念を太陽神に捧げる依り代としたものだ。このように当地方の屋台は素朴・簡素ながらそれだけに山車の古態を随所によく残しており、神輿の宮出し・宮入りに際して馬場で奉納される氏子地域屋台の総練りは、軽快な鉦鼓(しょうこ)の音と共に幽玄華麗で見事なものである。
一方、当社の神輿は4体とも毎年宮入に際して39段の石段から何度となく放り投げられ、御神体が顕わになるまで破壊され尽くす。「暴れ神輿の神事」がこれであり、こうした奇習は全国的に例がない。これは「神輿破壊」が目的ではなく毎年「新調した神輿に神を遷(うつ)し神威の更新を図る」ことが目的であり、蛮風(ばんぷう)・不敬に当たるどころか、この理念は伊勢神宮の式年遷宮と同様の考え方である。すなわち神宮は20年に一度、御正殿等を造替するが、当社は毎年社殿や祭具等を代表して神輿を新調するのである。なお、神輿渡御の先払い役が「猪木大魔(いのきだいば)」であり、往古台風でご神体が流され、栄町・大浜海中に沈んでいる所を、夢告を得て無事に引き上げた功績により、現在に至るまで立岩地区・猪木区の氏子が毎年奉仕するしきたりとなっている。

北条地区の見どころ

北条地区は、総勢20体の屋台があり、その台数もさることながら、練中の熱気は一際目立つものがある。北条地区の鹿島神社の宮出しは、早朝5時より順に渡御され、一日渡御した御神輿は「清めの意味」を込めて、また鹿島神社の主祭神(武甕槌神)が武神であり、荒々しさを望むため、川に何度も何度も放り込む。これを「禊ぎ神輿」と呼び、氏子・観客共にその姿に魅了され、この行事の始まりを楽しみに、そして終わりを名残惜しんでいる。禊ぎを終えた御神輿は北条沖に浮かぶ鹿島に宮入りするが、御神輿を乗せた御舟を守り、先導するのが河野水軍由来の櫂練りである。戦勝祈願や祝いのために奉納される勇壮な舞は、愛媛県無形民俗文化財に指定されている。

河野地区の見どころ

河野地区には、宮内・別府・府中・柳原・片山・中須賀・中須賀団地・夏目・佐古・善応寺の10地区にだんじりがある。宵祭りの河野屋台総錬(パルティーフジ夏目店駐車場)は、広い駐車場で壮観且つ幻想的で圧巻の見応えを味わいたい。ギャラリースペースも十分あり、ぜひ立ち寄りたい。
本祭りでは、高縄神社にて、早朝の神事とともに全地区の代表担き手によって、大神興を厳かに宮出しし、河野全地区へ渡御を開始する。その際、馬場でのだんじりと神興の掛け合いが見応えある。
境内では、善応寺獅子舞保存会の獅子舞・狐等の奉納も同時に行われる。その後、だんじりは河野保育園前に場所を移し、総練りを行う。
宮出・宮入に行われるこれらの運行は、河野地区の秋祭りの醍醐味である。担き手とともに味わっていただきたいものである。

粟井地区の見どころ

粟井地区では、粟井地区屋台実行委員会が中心となり、屋台の運行を行っている。安岡避難地では統一練りが行われ、提灯の燈った横一線の屋台は幻想的。宇佐八幡神社では、庚申車の宮出しを迎えるため馬場で練りを行う。その後、三好整形外科前で、獅子舞と屋台の練りが行われる。JR粟井駅前では、当年最後の練りが行われ、観客も手を伸ばすと屋台に触れるほど接近し、担き手との一体感が生まれる。最終日、各神社では神輿の宮出し(小祭)が行われ、各区を渡御し夕刻の宮入りで秋祭りがおわる。